各照射機メーカー様が販売しているLED照射機にはそれぞれ特徴があります。
大きく分けてスポットタイプ、ラインタイプ、エリアタイプなどがあります。
ご使用にあたり、どのタイプも照射エリアの光の均一性(均斉度)光の強さが重要になってきます。

各照射機メーカーは、安全にご使用いただくために、WD(ワーキングディスタンス・照射距離)が決められています。
これは、光の均一性(均斉度)が保たれている位置を示し、安全にご使用いただくために設定されています。


下図は、LEDを密集させた場合と、間隔を広くした場合の光の当たり方の一例です。
むらなく、強い光が必要な場合は、LEDを密集させたほうが良いことが分かります。
  (※注意 照射機の価格はLEDの数に比例するといっても過言ではありません。とても高価なものです。)
LEDの間隔が広くなると、均一に光が当たる距離がどんどん遠くなり、光が減衰していくことが分かります。

★照射機の価格を抑えたい、かつ大きな面積をカバーしたい場合は、LEDの指向角度が広いものを使用し、LEDの配置間隔を広げ、LEDの使用数を減らした設計を行います。

★早く硬化させたい場合は、光の強さが必要なため、LEDを密集させた設計を行ったりしますが、とても高価な製品になります。