事業内容
　鳥居自動車(有)
　業種：自動車板金業・車検・修理・コーティング・レース車両のメンテナンス
　事業規模：6名

静岡県で自動車板金塗装業を営む鳥居自動車(有)。どんなことにでも情熱を燃やす鳥居社長です。「自動車の板金塗装は、繊細な作業の連続です。特にパテ付けは、仕上がりの美しさに大きく影響する重要な工程です。そのため、常に最高の技術とツールを追求しています」と鳥居様は語ります。そんな鳥居様が近年注目しているのが、UVパテとLED照射機を組み合わせた「ウェットオンウェット」という手法です。

パテ研磨時間の大幅短縮し、仕上がりの品質向上を目指した

UVパテGlanzを導入したきっかけについて教えていただけますでしょうか

UVパテ「Glanz neo」導入のきっかけは、SNSがきっかけでした。全国の鈑金塗装業界へ向けてLASTHOPE社から、新しいパテの開発に協力してほしいという相談を受けたのです。当時のUVパテに不満があった私は、LASTHOPE社の開発理念に共感し、協力することになりました。

実は、UVパテの使用歴は10年以上あり、従来のパテにおける乾燥時間の短縮や作業効率の向上といったメリットを以前から実感していました。しかし、当時のUVパテは研ぎ性が悪く、硬化に時間がかかったり、UVランプの扱いが難しかったりと、使い勝手にも課題がありました。

Glanz neoに求めたのは、2液型パテの長所はそのまま維持しつつ、たれ性、研磨性や仕上がりの滑らかさ、優れた密着性などを実現できるよう、誰でも安心・安全に使用できることなど多くの提案をさせていただきました。

Glanz neoの開発には、多くの仲間が協力してくれました。LASTHOPE社も、私たちの意見に真摯に耳を傾け、迅速に対応してくれました。LASTHOPE社は、開発・製造をすべて自社で行っているため、対応が非常に速く、開発もスムーズに進みました。
だからこそ、自信を持ってお勧めできる製品です。

研磨時間は従来の1/3以下！UVパテ「Glanz neo」で作業効率革命

従来の2液型パテでは、乾燥時間が長いためパテを一度にドカッァと盛って乾燥させて、パテ研ぎをする。

作業内容は、パテを塗布した後、パネルヒーターを用い15分以上乾燥させ、研磨、さらには面が決まらないときは、再度パテを塗布、乾燥、研磨するという工程を繰り返す必要がありました。
しかし、UVパテ「Glanz neo」は、ウェットオンウェット工法を用いて、パテを盛らずに、パテ盛りの時点で、余分なパテをパテスケールで削ぎ取る。その後、数十秒UV照射する。この段階ではまだ基準面より低いので、足付けなしで再度パテをつけ、数十秒UV照射を２～3度ほど繰り返し、面を作っていくので、パテ硬化後の研磨時間も2液型パテの1/3の時間で終了します。これにより、2液型パテと比較し場合、研磨時間が1/5～1/3になります。

「LED照射機UXH-10GNDには切替スイッチがあり、ウェットオンウェットしたい場合はボタン１、研磨工程に移行したい場合はボタン２で硬化させ、ボタンを使い分けることによって薄付けから厚盛まで可能です。これにより作業効率が格段に向上します」と鳥居様は説明します。

ご導入の効果や改善されたことはありましたか？

「ウェットオンウェットでは、パテ付け工程で形の作り込みができるため、パテ研ぎを1回で済ませることも可能です。安全に、急ぐことなく、乾燥時間を含めた作業時間を従来の半分以下にすることができました」と鳥居様は、そのメリットを強調します。

従来の2液型パテでは、パテが完全に硬化するまで待つ必要があり、その間は他の作業を行うか、休憩時間（無駄になっている）でした。しかし、ウェットオンウェットでは、待ち時間がなくなるため、作業時間を大幅に短縮することができます。
また、パテ研磨の回数を減らすことができるため、作業者の負担軽減にもつながります。さらに、パテ付けの精度が向上するため、仕上がりの品質も向上します。

鳥居様は、「ウェットオンウェットは、安全かつ確実なパテ付けを実現するだけでなく、作業効率を大幅に向上させることができる革新的な手法です。これからも、新しい技術やツールを積極的に導入し、お客様に最高のサービスを提供していきたい」と抱負を語りました。

おわりに

鳥居自動車(有)では、UVパテとLED照射機を導入したことで、以下の効果を実感しています。

• パテ付け工程の作業時間短縮
• パテ研磨時間の大幅短縮
• パテ研磨回数の削減
• 仕上がりの品質向上

このようにUVパテ、Glanz Neoを使うことにより多くの効率化が可能となります。
興味が出た方は、以下からお問い合わせください。