2017年8月に「水銀に関する水俣条約」が発効し、「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」が施行されました。
一部の特定水銀使用製品については、その製造、輸出及び輸入を禁止する措置が2018年1月1日から始まりました。
現在、パブリックコメントの実施により、一部の製品に対して有効期限が延長されています。

弊社で取り扱いがあるUV400にも高圧水銀ランプが使用されておりますが・・・
 ・多くの分野で、高圧水銀ランプが幅広く使われいること
  自動車、建築関係、半導体、コーティングなど、紫外線硬化材料が広く展開されており
  紫外線を放射する高圧水銀ランプを中心とした水銀ランプは、産業に欠かせないため
 ・LEDでの代替技術の開発にも時間がかかっていたこと
 ・社会経済的影響
などから、有効期限が延長され2027年2月24日まで適用除外とされ、高圧水銀ランプの製造・販売が認められています。
なお、2027年2月24日に製造及び輸出入が原則禁止となります。
※参照:RoHS指令の適用除外4(f)-IV紫外線スペクトルの光を放射するランプの水銀

高圧水銀ランプ(紫外線スペクトルの光)は現在も使用を続けることは可能ですが、
約3年後の2027年2月24日ランプが切れた際に交換用ランプが手に入らなくなってことから
ランプ式のUV照射機からLED照射機への早めの切り替えをお勧めしております。

弊社では今後も、UV-LED、VIS-LEDによるUV硬化樹脂、光硬化樹脂の拡大を進めてまいりますので、今後の活動にご期待ください。