2023/2/26に開催された長野県コグニ会講習会!
2年半ぶりの開催ということでした。

今回の講師は、静岡県浜松市の鳥居自動車 鳥居社長
機材提供・サポーター 株式会社ヒラネ様 平根副社長


鳥居社長は、樹脂溶接を使い始めて丸4年
日々自分なりに実験や勉強をし、鈑金業界の皆様に
情報提供しています。
また、ヒラネ様も現場とのつながりを大切にし、
溶接で培った技術とお客様の意見を取り入れ、
今回の樹脂溶接機にフィードバックしており、お
客様が使いやすい製品を提供しております。

さて、樹脂溶接は20年以上前から、
作業現場で使われていますが、
当時は情報も少なく、
工業用ドライヤーと各種の端材(PPやABS)を
使用し修理していたようですが、
密着があまり良くないとのことで、
あまり浸透していかなかったようです。
近年では、樹脂溶接棒も進化し、
多種多様なものが世界各国のメーカー様で
開発・販売され、密着強度も増してきました。
更には、窒素を使用した溶接機も出始め、
熱と酸素の影響による熱酸化分解
最小限に抑えることができるようになり
より良い密着が得られるようになりました。

しかし、材料や機器がどんなに進化しても
使用方法によっては、最悪の状態になることも
想定されます。
ここで、必要になってくるのは、情報と技術です。
どんな製品でもすぐに使えるようになるわけでは
ありません。
技能(練習あるのみ)と理論が一致して、
はじめて技術になります。
空想や妄想だけでは、使えません。

ですから、このような
講習会への参加は
製品を安全に使うための早道

と考えます。
講習会では、学ぶことができ、メーカーとの情報交換や
ユーザー同士の意見交換・情報交換が出来ます。

話が長くなりましたが、
今回の講習は、コグニ様、鳥居社長様に
ご無理を行って、特別にUVパテの講習会をさせて頂きました。
この度は、ご無理を申し上げたにもかかわらず
貴重なお時間をいただきましたことを
厚くお礼申し上げます。